食洗機は家事の手間を減らすことができるとても便利な家電製品ですが、実は水道代の抑制にも貢献します。
それでは、実際に食洗機を使用した場合の水道代はどれくらいなのでしょうか。
この記事では、食洗機にかかる水道代や節約できる水道代の目安などについて解説します。
Contents
食洗機の水道代はどれくらいかかる?
ここでは「食洗機の水道代が一体どれくらいかかるのか」について解説します。
食洗機使用時の水道代は?
食洗機を使用する際にかかる水道代は、2~3人分の食器を洗浄する少量コースで1回2円程度、4~5人分の食器を洗浄する標準コースで1回2.7円だと言われています。
食洗機は水を庫内に循環させて食器を洗うため手洗いよりも水道代がかからず、手洗い時と比較しても大きく水道代を抑えることが可能です。
ただし上記の金額はあくまでも目安であり、実際には食洗機の種類や食器の量などによって水道代は変化します。
食洗機使用によってどれだけ水道代節約できる?
食洗機の使用により節約できる水道代は、どれほどのものなのでしょうか。
パナソニックの公式サイトでの試算によると、4~5人家族の場合(1日2回の食器洗浄)具体的には以下の通り水道代が節約できます。
1回 | 1日 | 1ヶ月 | 1年 | |
食洗機使用時
水道代 |
約2.9円 | 約5.8円 | 約174円 | 約2,088円 |
手洗い時
水道代 |
約19.5円 | 約39.0円 | 約1,170円 | 約14,040円 |
節約できる
水道代 |
約16.6円 | 約33.2円 | 約996円 | 約11,952円 |
参考:パナソニックHP
上記を確認すると、水道代だけでも年間で1万円程度の節約ができることが分かるでしょう。
食洗機の水道代を節約するポイント
ここでは、食洗機の水道代を節約するポイントを解説します。
食器はなるべくまとめ洗いする
食洗機を使用する際には、できる限りまとめ洗いするようにしましょう。
食洗機は、使用する回数を減らすことで水道代の節約につながります。
洗う食器が少ない場合は水につけておいてまとめ洗いすることで、汚れも落ちやすくなって一石二鳥です。
食べ残しや油汚れは先にふき取る
食べ残しや油汚れは事前にふき取っておくことで、水道代の節約につながります。
油汚れや食べ残しが残ったまま食洗機を使用すると、汚れが落ちにくくなります。
食洗機で1度洗っても汚れが落ち切らず、結局また洗いなおすことになれば、手間も増えるうえに水道代もかさんでしまいます。
洗剤は使い過ぎず適量にする
食洗機を利用する時に使用する専用洗剤は、使い過ぎず適量にすることが大切です。
「多い方がキレイになる」と思って多く入れ過ぎてしまうと、洗剤の洗い残しが食器に残って洗い直しの必要が出てしまいます。
適量で充分に汚れを落とせますので、欲張らないようにしましょう。
食洗機は水道代が抑えられる優秀な家電!
食洗機は手洗いに比べて大きく水道代を節約できる、とても優秀な家電製品です。
食洗機を適切に使用することで、年間1万円程度の水道代を節約することも可能でしょう。
食洗機の使用時に、さらに水道代を節約するためには、なるべくまとめ洗いをし、事前に食器の食べ残しや油汚れをふき取っておくなどの工夫が大切です。