食洗機のカビはどうして発生する?どこに出る?食洗機のカビ対策も紹介

食洗機は毎日の家事の負担を減らしてくれるとても便利な家電ですが、少し油断すると発生してしまう困りものが、カビです。

食洗機に発生するカビには複数の種類があり、発生場所や対処法を知っておくことで効果的に除去できるでしょう。

この記事では、食洗機に発生しやすいカビの種類や出やすい場所、食洗機のカビ対策について解説します。

食洗機のカビ事情は?

ここでは、食洗機に出やすいカビの種類や出やすい場所を解説します。

食洗機にはどんなカビ汚れが出る?

食洗機に出やすいカビには、赤カビと黒カビが挙げられます。

赤カビは、食洗機内部に溜まった水分によって発生してしまうカビです。

赤カビは増殖が速く、ぬるぬるしている特徴があります。

一方の黒カビは、水や食べ物の残りカスなどによって発生してしまうカビです。

また、赤カビをエサにして黒カビが発生してしまうケースもあります。

いずれも通常の使用方法をしていたとしても発生してしまう可能性があるため、食洗機を使う以上は気をつけなければなりません。

食洗機のカビやすい場所は?

食洗機の中でカビが発生しやすい場所はいくつかありますが、特にカビてしまいやすいのが「パッキン周り」でしょう。

汚れが付着したパッキン周りは、なかなか乾燥しにくい場所でもあるため、カビが発生しやすいのです。

また、食洗機の隅の部分も水分等が残りやすいため、カビが発生してしまいやすい傾向があります。

更にその他の場所でも、油断しているとカビはあっという間に繁殖してしまうため注意が必要です。

食洗機のカビ対策

ここでは、食洗機のカビ対策を2つに整理して解説します。

定期的なメンテナンス方法

食洗機にカビを繁殖させないためには、定期的なメンテナンスにこだわることが大切です。

毎回食洗機を使い終わったら、残さいフィルターに詰まったごみを処分して洗いましょう。

食洗機の庫内に水分を残さないようにふき取ることも大切です。

また、月に1回程度の頻度で、食洗機の洗剤投入口にクエン酸を大さじ数杯程度入れて標準コース(ある場合はお手入れコース)で運転することも大切です。

頑固な黒カビは塩素系漂白剤で除去

もし頑固な黒カビが発生してなかなか落とせなくなってしまったら、塩素系の漂白剤を使って除去しましょう。

まず、台所用の塩素系漂白剤を食洗機に吹きかけてそのまま5分程度置いておきます。

5分経ったら食洗機をスピードコースで洗いし、完了後には庫内の水分をしっかりとふき取っておくようにしましょう。

食洗機に「カビ」には要注意

食洗機には食べ物のカスや水分が残りやすいため、気を抜くとカビが発生しやすいものです。

赤カビや黒カビが発生したら、それぞれ適切な方法で除去するようにしましょう。

カビ発生予防には食洗機庫内の水分をきちんと除去することが大切ですので、から拭きすることはもちろん乾燥機能がついている食洗機を選ぶこともおすすめです。

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