食洗機を使用している人の中には、食器を洗浄した後そのまま入れっぱなしにしている人もいるかもしれません。
それでは、食洗機を運転させた後に食器を入れっぱなしにしておくことは問題が無いのでしょうか。
この記事では、食洗機の中に食器を入れっぱなしにするリスクや製品を清潔に保つ方法などを紹介します。
Contents
食洗機使用後に食器を入れっぱなしにしてはダメ！
結論からお話しすると、食洗機を使用した後食器をそのまま入れっぱなしにしておいてはいけません。
ここではその理由と食洗機使用後は扉を開けっぱなしにしておくべき理由を解説します。
食器を入れっぱなしにしてはいけない理由
食洗機の運転後に食器をそのまま入れっぱなしにしてはいけない理由は、雑菌が繁殖する恐れがあるためです。
たとえ食洗機の乾燥機能を使用して庫内を乾燥させていたとしても、そのまま食器を入れておくと庫内の温度が低下して水蒸気が結露し、水分が食器や庫内についてしまいます。
そしてそのままにしておくと水分によって雑菌が繁殖し、黒カビにとって非常に発生しやすい条件が整ってしまうのです。
食洗機の使用後は開けっぱなしにしておこう
食洗機を使用した後は、食器をそのままにしないだけでなく扉を開けっぱなしにしておくことをおすすめします。
食洗機の使用後は庫内の温度が高く、洗浄の後などは湿度も高いため黒カビや雑菌が発生しやすくなるためです。
特に乾燥機能が無い場合・使用しない場合には、食器を取り出した後しばらくの間は扉を開けて放置しておきましょう。
食洗機を清潔に使用するためのポイント
ここでは、食洗機を清潔に保つためのポイントを2つ紹介します。
食洗機の残菜フィルターは毎回綺麗にする
食洗機を使用したら、その都度残菜フィルターを綺麗にするようにしましょう。
残菜フィルターとは、食器を洗浄した際に洗い落とされた細かい食べカスを集めるためのフィルターです。
残菜フィルターをそのままにしておくと食べカスが徐々に溜まっていき、雑菌やカビが発生しやすい状況になってしまいます。
毎回掃除をするようにすれば1回の作業はそれ程大変にはなりませんので、製品を使用したらその都度残菜フィルターを掃除する習慣をつけましょう。
庫内の掃除を定期的に行う
庫内の掃除は、定期的に行う習慣をつけた方が良いでしょう。
製品の庫内には水分が溜まりやすく、毎回洗浄をしていても雑菌やカビが少しずつ繁殖しやすい環境になっていくためです。
残菜フィルターの掃除ほど頻度を高くする必要はありませんが、最低でも月に1回程度は食洗機内部を洗うことをおすすめします。
具体的には、通常の2倍の洗剤を入れて、食器を入れずに運転させるだけでOKです。
その際に「強力コース」があれば、選択すると良いでしょう。
食洗機使用後に食器を入れっぱなしにするのはやめましょう
製品の庫内に食器を入れっぱなしにすると、残された水分によって雑菌やカビが繁殖しやすくなってしまいます。
そのため運転が終わったら食器を取り出し、庫内を乾燥させるために扉を開いておきましょう。
特に残菜フィルターは汚れが溜まる部分であるため毎回掃除するようにし、月に1回は通常の2倍の洗剤を入れて製品を空洗いすることをおすすめします。
