食洗機は毎日の面倒な食器洗いの手間を省いてくれる、現代においては非常に重要で便利な家電の1つです。
それだけに、「電気代ってどれくらいかかるのかな…」と気になる方も多いことでしょう。
そこでこの記事では、食洗機の電気代の相場や電気代の節約ポイントを解説します。
Contents
食洗機の電気代はどれくらい?
ここでは、食洗器にかかる電気代について解説します。
食洗機にかかる電気代
食洗機を使う場合の電気代はどれくらいなのでしょうか、
パナソニックが出している食洗機のシミュレーションによると、4~5人家族の場合には1回当たりの電気代が約20.8円、1年間で合計すると15,000円強程度でした。
(参考:パナソニックホームページ)
もちろん家庭の人数や食器の量、使用頻度などによってかかる電気代は変化しますが、もっと人数が少ない家族もカウントした平均では年間1万円程度だと言われています。
手洗いの方が経済的?
それでは、食洗機を購入するよりも手洗いの方が経済的だと言えるのでしょうか。
こちらもケースによりますが、特に先程例として挙げた4~5人家族のようにある程度人数がいて沢山の食器を洗う場合では、食洗機の方がかえって経済的なことが多いでしょう。
食洗機は電気代がかかる代わりに水道代やガス代、洗剤代を大きく抑えてくれるのです。
先程のシミュレーションと同様に4~5人家族の場合は、水道代やガス代など全ての合計では以下の様に年間コストに大きな差がでてくるのです。
・手洗いの場合…約38,800円/年間
・食洗機の場合…約19,700円/年間
(参考:パナソニックホームページ)
食洗機の電気代を節電する方法
ここでは、食洗機の電気代を節約する方法を3つ紹介します。
まとめ洗いを心がける
食洗機を使うのであれば、なるべく1回にまとめて洗うようにしましょう。
少ない食器の量でこまめに食洗機を使ってしまうと、かえってコストがかかってしまいます。
あらかじめ食器を水につけておく
あらかじめ使用済みの食器を水につけておき、汚れが落ちやすい状態にしておくと、1回の使用で確実に汚れを落とせるため電気代の節約になります。
特にまとめ洗いをしようとすると汚れが固まってこびりついてしまうこともあるため、水につけておくようにしましょう。
乾燥機能は使わない
食洗機の乾燥機能を使わないことで、非常に大きな電気代の節約につながります。
実は乾燥機能にかかる電気代は洗浄機能の約10倍程度あると言われており、食洗機にかかる電気代の大半が乾燥機能の使用によるものなのです。
食洗機の洗浄が終わった後の余熱である程度食器は乾燥するため、上手に活用して乾燥機能を使わないようにしてみましょう。
少しの「節電」で食洗機の電気代は抑えられる
食洗機にかかる電気代は年間で10,000円~15,000円程度だと言われています。
しかしだからと言って手洗いの方が経済的という訳ではなく、特に洗う食器が多い家庭では食洗機の方がコストダウンを期待できるのです。
食洗機の電気代を抑えるためにはまとめ洗いを心がけ、乾燥機能を使わないことや食器を水につけておくことなどを試してみましょう。