食洗機の電気代はどれくらいかかる?食洗機と手洗いはどちらがお得?

食洗機を使用すると、手洗いをした時にはかからない電気代がかかります。
それでは実際には、食洗機を使用するとどれくらいの電気代がかかるのでしょうか。
この記事では、食洗機にかかる電気代について解説します。

食洗機の電気代はどれくらいかかる?

ここでは、「食洗機の電気代がどれくらいかかるのか」について解説します。

食洗機使用時の電気代は?

食洗機を使用した際の電気代は、食洗機1回あたりの使用(4~5人家族を想定)で20円程度かかると言われています。
もちろんこの数値は製品種類などによって変化するため一概には言えませんが、おおよその金額としてイメージしておくのが良いでしょう。

食洗機を使うと年間でどれくらい電気代がかかる?

食洗機を使用することで、年間でどれくらいの電気代がかかるのでしょうか。
パナソニックの公式サイトが行った試算を参考にすると、食洗機を使用する家庭(1日2回食洗機を使用)では以下のような電気代がかかります。

1回 1日 1ヶ月 1年
食洗機使用時

電気代

約20.8円 約41.6円 約1,248円 約14,976円

上記の通り、標準的な4~5人家族では、年間で15,000円程度の電気代がかかっていると言えるでしょう。

食洗機の電気代の内訳は?手洗いの方が良い?

ここまで読んでいただくと、「食洗機は電気代がかかって損?」と感じた方もいるのではないでしょうか。
そのためここでは食洗機にかかる電気代の内訳を確認し、手洗いとのコストを比較します。

大半は「乾燥」機能

食洗機にかかる電気代の大半は、「乾燥」機能に対するものです。
実際に食洗機にかかる電気代の内、洗浄にかかる金額は1円程度ですが、乾燥にかかる電気代はその10倍である約10円だと言われているのです。
そのため、もし乾燥機能が付いていない製品を利用していれば、先ほどのシミュレーションよりも電気代は大きく抑えられるでしょう。
ただし、乾燥機能自体は食器を早く乾かせるだけでなく、衛生的に考えても効果が高い便利な機能であるとは言えます。
そのため、電気代が気になる方は毎回ではなく、適度な使用をすると良いでしょう。

手洗いの方がお得ではない?

食洗機にかかる電気代に関して理解をしていくと、「手洗いの方がお得なのでは?」と感じる方もいることでしょう。
しかし、以下の点から手洗いよりも食洗機の方がお得であると言えます。

・食洗機にはガス代がかからない(寒い時期にお湯を温める場合)
・食洗機は水道代が大きく削減できる
・食器洗剤にかかる費用も、適量を守っていれば手洗いよりお得

パナソニックが行った試算によると、4~5人家族の場合年間で約19,100円もの光熱費がカットできるとされているのです。

食洗機はかかる電気代以上に大きな効果を持ちます!

食洗機には、年間で15,000円程度の電気代がかかると言われています。
しかし電気代以上に水道代等の削減効果があるため、光熱費をトータルで見ると手洗いよりも食洗機使用の方が、圧倒的に経済的メリットが大きいのです。
もちろん家事の手間を省けるメリットも大きいため、まだ利用したことの無い方は積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

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