現在では様々な食洗機メーカーが独自の食洗機を開発・リリースしており、それぞれに様々なコースが搭載されています。
それぞれのコースには適した場面があるため、上手に使い分けることが大切でしょう。
この記事では、食洗機の一般的なコースや大手食洗機メーカー独自のコースなどを紹介します。
Contents
食洗機の一般的なコースとは
ここでは、一般的な食洗機についているコースについて解説します。
多くの食洗機についている運転コース
一般的な食洗機には、以下のような運転コースがついています。
・標準コース…通常のコース
・低温コース…低温の水で洗浄するコース
・節電コース…低温の水で洗浄し電気代を抑えるコース
・乾燥コース…食器を乾燥させる、温めるコース
・強力コース…高温度のお湯で時間をかけて洗浄するコース
機種や食洗機ブランドによって多少の違いはあります(乾燥コースの有無や名称の違い等)が、おおむね上記のようなコースはついていると考えて良いでしょう。
コースは使い分けが大切
食洗機のコースはどれが最も良いというものでは無く、場面に応じて使い分けることが大切です。
・標準コース…食後すぐに洗浄する場合
・低温コース…耐熱温度が低い容器を洗浄したい場合
・節電コース…汚れが少なく、電気代を抑えたい場合
・乾燥コース…自分で手洗いした場合
・強力コース…しつこい油汚れや使用後時間が経って固まってしまった場合
食器の量や汚れの程度、電気代などを考慮して最適なコースを選択することで、食洗機を最大限活用できるようになるでしょう。
大手食洗機メーカー独自のコース
ここでは、大手食洗機メーカー独自の運転コースを紹介します。
パナソニック独自のコース
パナソニック独自の機能としては、「エコナビ」が特徴的です。
エコナビはパナソニックがリリースしている多くの家電に搭載されている機能であり、電気を効率的に使って効率良く家電を動かしてくれます。
エコナビによって効率的に庫内の食器を洗浄し、節電コースと組み合わせて使用することで電気代を抑えることも期待できるでしょう。
リンナイ独自のコース
リンナイ独自のコースとしては、「重曹洗浄モード」が挙げられるでしょう。
弱アルカリ性の重曹によって食器を洗浄するため、食器についた酸性の汚れを中和・分解して落とします。
自然由来の重曹であるため身体にも優しく、小さなお子様がいる家庭でも哺乳瓶や食器の洗浄等に使用可能です。
重曹洗浄モードは30度程度の低温で洗浄するため、光熱費のカット効果も期待できるでしょう。
ただし、しつこい油汚れなどにはあまり適していないため通常コースや強力コースなどとの使い分けが大切です。
食洗機を上手に活かしましょう
食洗機には、通常コースや強力コース、節電コースなど様々なコースが搭載されています。
それぞれのコースには最適な場面がありますので、上手に使い分けることで食洗機を有効活用できるでしょう。
それぞれのメーカーにも独自の機能・コースが用意されているため、目的や好みに応じて選択してみてください。